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個人投資家向け株主総会

かつては総会屋対策の名の下に集中日なるものがありましたが、徐々に週末に株主総会を開催する企業が年々増加しているようです。
土日開催、コンサート…株主総会様変わり
増える週末の株主総会 個人株主つなぎ留め

ネット証券の台頭によって個人投資家が増加したことを背景に、これらの個人投資家を積極的な自社のファン層へと囲い込む流れが加速しているということでしょう。いわゆる「開かれた総会」というのが、トレンドから常識になりつつあるのだろうと思います。
記憶が曖昧ですが、最初に先鞭を付けたのは、ゲーム業界のスク・エニさんでしたでしょうか。週末に総会を開いて、株主に家族も同伴可能ということにして、最新のゲームを展示して実際に触って遊んでもらう、というものだったかと。当時IRを主たる業務としていたので、非常に斬新かつ好ましい取り組みだなぁと感心したものです。直接サービスなり製品なりをユーザーに提供していたわけではない当時の会社では、そういうことはできませんでしたが、総会後に会社のビジョンなどを説明する株主向け説明会を催したりしたものです(あまり反応は良くなく、どちらかというと総会出席者に配ったお土産の方が評判だった苦い思い出があります)。

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IR姿勢と収益率

日々拝読しているレオス・キャピタルワークス藤野社長のブログで、興味深い記事がありました。
アンケート結果
上場企業200社に対して、自社のビジネスモデル強度についてのアンケートを送り、返信してきたグループと返信しなかったグループに分けて、過去の株価と現在の収益性を見たところ、大きな差があったというもの。

返信のあった会社の方が返信のなかった会社に比べて過去のパフォーマンスの差が大きく現れた。特に、6ヶ月以上60ヶ月以内の過去の株価については顕著な差が見られたと言うことである。要は短期的な株価の動きには、このような企業行動の差が株価のパフォーマンスの差に表れないが、半年から5年くらいの間では非常に大きな差になって現れて、特に3年間のパフォーマンスの差では圧倒的な差がついた。

さらにもっと面白いのは、過去3年間の平均の売上高営業利益率が
返信あり:8.0%
返信なし:5.5%
であるということである。

さもありなんと思います。
少なくとも上場企業である以上、企業姿勢として、IR、すなわち、株主に対する自社の魅力や現状の説明ということに対して、真摯に取り組んでいる会社(取り組める会社)は、基本的には業績も市場からの期待も高くなるでしょう。経営者ないし経営陣が常にそういうことを意識しながら経営をしている企業と、そうでない企業とでは、長い目で見た時に大きな差がつくのではないかと思います。

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