DVD発売と会計処理

      2009/04/07

今日は、終日デスクワーク。
少し捗りました。気持ちいいですねぇ。パソコン向かって粛々と作業して、期待通りの資料が仕上がっていくのは、至福の喜びです。え、変ですか?生粋の事務屋なもんで。
今日は「ため息の理由」DVDの発売日でした。各方面からお買いあげいただいたというお知らせやもうご覧いただいたという感想をお寄せ頂いており、非常に嬉しく思っています。
さてさて、mobcast初のDVD発売日だからってわけではないのですが、たまたまその辺の会計処理について夜MTGしました。顧問会計士さんと経理スタッフとDVD担当と私。当社の映像コンテンツ事業のビジネスは、一つの映像作品を携帯電話配信とブロードバンド配信とDVD販売の3つ(現在)の出口でユーザーに届けて投資回収を図るというものです。いわゆる映画のビジネスの場合は、映画館の興行収入がファーストウィンドウで、その後BS、CS、地上波といったTVへの番販が二次利用、DVDが三次利用、で、権利処理がうまくいったものだけがネット配信されて四次利用という風に順番が決まっているわけです。この場合、見込収益で原価を按分するか、それが困難な場合には一次利用だけに原価をぶつけるか、もしくは一定の比率で償却していくか、のどれかになります。一方、当社のビジネスの場合、ウィンドウの順番が変化することもあり、興行収入が一番などという優先度合いもないため、どの処理を採用すべきかが非常に問題となります。監査法人とは、見込収益で按分という線で落ち着いてはいるのですが、作品によってスキームが若干変わったりすることもあり、なかなか一筋縄ではいかず、結局その度にどう処理するのが会社の実態を最も適切に表示することになるのかを考えることになります。


そして、今回のDVDに関しても、DVD化権の許諾という権利の販売とみるか、実際のDVDという製品の販売とみるかで、大きく会計処理は変わってきます。権利販売とする場合には、販売開始許諾日に権利の移転が行われたとみなし、一括でMG分の収益を計上する訳ですが、クロス・リクープ(複数作品をまとめて契約)なんつうことになると、またここで按分という作業が発生します。一方で製品の販売という見方をすると、初期ロットに対する製造コストとその出荷に応じた売上という一般的な商取引の形になるわけですが、では確定しているMGはどうなるのかという問題が発生します。
その辺の考え方を整理して、考えうる処理を全てピックアップした上で、より適切な処理方法を選択するという作業を4人でやっておりました。
まあ、そんなこんなで、デジタルコンテンツというのは、会計処理ひとつとっても一筋縄でいかず、ルーチンにしづらいという特徴があります。
あれ、なんか真面目な話になってしまいました・・・。
夜中になってから、大量のデータをエクセルに取り込んで、ピボッて解析用の資料を作成。その後、サーバーの容量が足りなくなりそうになってたので、不要なファイルを削除したりpdfファイルを適正化してサイズダウンしたりしてたら、いつのまにか26時まわってました。そろそろ帰ります。

 - mobcast