新規上場、上期最多

   

新規上場、上期最多の93社に・企業規模は小型化

今年上半期(1―6月)の国内株式市場への新規上場社数は93社と、上半期としての過去最多を更新する見通しだ。資金調達や採用のための知名度向上を目的とした上場が増えている。ただ、小規模企業の増加などで資金調達規模は小型化。過去には上場後の大幅な業績下方修正や情報開示の不備が問題となったケースもあり、市場運営者側には厳格な上場審査が求められる。

ちょっと調べてみたら、去年の上半期が75社、下半期が84社でした。
ちなみに、一昨年は上半期が69社、下半期が106社でした。
去年は大証のシステムトラブルでヘラクレスの上場がしばらくストップしたこともあってちょっと少なかったわけで、一昨年くらいからのIPOバブルに引きずられる形で新規上場は増加傾向にあります。(ちなみに今年の上期は延期・中止が3社もありました。これもちょっとありえない数です。)


今年上半期で公募割れは今のところ1社のみですね。公募と初値が同じ銘柄が3社、後は全て公募価格を初値が上回っています。
上昇率(初値÷公募)1位は4/4上場のジェイテックさんの872%(公募11万円、初値96万円)でした。ちょっとやりすぎですね、これは。
翌日に126万円まで上がって、後は下がる一方で、6/8の23万2千円を底に今日現在342千円という株価推移です。
初値が高いと良いというヒトもいますが、私はあまり高すぎるのは問題だと思います。あくまでも企業価値に適した株価であることが健全だと思います。
個人的には、初値ってのは、高くとも公募の2倍くらいが限度かなと。それ以上になると、そもそもの公募価格自体が低く算定されすぎたのか、単なるバブルですぐに弾けるかのどちらかの可能性が高く、そのどちらにしても発行体にとっても株主にとってもマイナスだと思うからです。
まあ、それはともかく、市況はまだ多くの要因のせいで上がったり下がったりを繰り返し不安定で冴えないですが、IPO市場に関してはまだしばらくは強含みが続きそうな勢いですね。

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