ソフトバンクのケータイ戦略

   

今日、ソフトバンクの株主総会で携帯電話事業参入に当たっての戦略のいくつかが株主向けに説明されたようです。
ソフトバンク株主総会、携帯事業の説明に多くの時間を割く

携帯電話事業の課題として、(1)ネットワークの増強、(2)第3世代携帯電話端末の充実、(3)コンテンツの強化、(4)営業体制・ブランドの強化の4 点を挙げ、「言い換えれば、問題はこれしかないといえ、4つのことを充分にやっていけば大丈夫だ」と強気の姿勢を見せた。

ネットワークの増強では、現在23,000局の第3世代携帯電話の基地局を、年度末には倍増となる46,000局に拡大する計画を示した。「これは元々ボーダフォンが3年計画で予定していたもの。最終的に必要なものならば、この半年でやってしまおうと考えた。

ボーダフォンの端末はダサイとか、機種が少ないとか言われるが、日本人に好かれる機能を持ち、最新の技術にもこだわった端末を投入したい。若者が興奮するようなデザイン、年輩の方が安心して使える設計など、顧客の立場に立った品揃えをする

携帯電話事業でもヤフーを前面に押し出し、『開けばヤフー』、『押せばヤフー』という形にしたい。携帯端末にヤフーボタンを作りたいと考えており、ボタンを押せば、即、世界のインターネットにつながるようになる。

将来的にフルブラウザをすべての端末に搭載する方針を明確に

相手がドコモであれ、KDDIであれ、営業力には絶対的な自信がある。歯を食いしばって売りまくる。

基地局拡大の前倒しは、かなり評価できますね。実際、ボーダフォンの3Gを使っていて、繋がらないところが多くて困っていましたので、これは嬉しいことです。というか、そもそもボーダフォンがその基地局数を3年かけてやろうとしていたことがおかしいとも思いますけど。3G開始当初は確かドコモより基地局数が多いとか言っていたのに、3Gユーザーが増えない(そもそもVユーザーが増えない)からって、基地局拡大を後回しにするってのは、繋がらない3Gというユーザーの不満を増加させて解約に繋がるという、負のスパイラルだと思いますんで。
端末については、是非ユーザー目線で素晴らしいものを出して欲しいと思います。噂にあがったapple端末とか実現してほしいですね。
ヤフーボタンについては?です。。。今のヤフーモバイルに自動的に繋がるのなら私は不要ですね。フルブラウザ標準装備は評価に値します。ただし、フルブラでもパケット定額が前提条件ですが。後は、CPの立場だから言うわけじゃないですけど、auのように魅力的なコンテンツがどんどん増えるような施策を是非。
販売については、「売りまくる」という表現がソフトバンクらしくて良いですね。ショップ、量販等の窓口をどう使って、どんな風に「売りまくる」のか期待してます。「売る」のと「売れる」のとは違いますけどね。
もともと端末価格はドコモやauに比べて安い(インセンティブが高いということですね)ですし、毎月の料金についても音声定額サービスの導入などにより他社に比べて安いわけです。それなのに「売れない」ということは、端末価格や料金体系以外に大きな問題があったということを認識した上で、抜本的な変革をしてほしいと思います。
ボーダフォンからソフトバンクに名称が変更になる10月からMNP開始の11月までの間に、どれだけ魅力的な施策を矢継ぎ早に発表できるかに、ソフトバンクモバイルの命運がかかっていると思ってます。楽しみです。

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