モバイル検索戦争

   

正式にプレスリリースされたわけではなさそうですが、NTTドコモが同じNTT系列の「goo」を中心に複数社の検索サービスをまとめた形で、「最強」のモバイル検索を目指す、とのことです。
NTTドコモ 複数社と提携、10月に新検索サービス

利用者は、ドコモの公式サイトと各検索エンジンによる非公式サイトを含めた検索結果を得ることができ、ネット上のコンテンツ(情報の内容)をパソコン並みに探すことができる。また、検索ボックスをiモードの主要ページに掲載し、簡単なキーワードの入力操作で各検索エンジンの結果を閲覧できるようにするなど利便性を高める。

ドコモは複数の検索エンジンによる強力な検索機能を提供することでiモードの付加価値を高め、利用者の囲い込みを狙う。


auがGoogleとの提携を発表し、vodafone(ソフトバンク)はYahoo!とがっつり組んでやります宣言をしていましたが、ここにきてようやくドコモが重い腰を上げたという感じでしょうか。
「goo」はバックグラウンドにGoogleの検索エンジンを使っていますので、そのまま使うと正式にGoogleと提携してやっていくauのサービス(auの場合は、単純にGoogleのエンジンを使うだけではなく、両者で精度の高いモバイル検索を作っていくようです)の後塵をなめるだけになりかねませんが、「複数社」との提携というところがポイントになるでしょうか。
携帯専用検索エンジンを擁するいくつかの企業なのか、それともGoogleと異なるアルゴリズムで動くPC用検索エンジンを持つところなのか?
「各検索エンジンの結果を閲覧」という表現からすると、一つのキーワードに対して、複数の検索エンジンが動いて、その結果をエンジン毎に表示するってことでしょうか?PCの検索サービスとかで、一度にYahoo!とGoogleとMSNの結果を表示してくれたりするところがありますが、ああいうイメージなんでしょうかね?だとすると、一覧性に欠けるモバイルの画面では非常に使いにくいものになりそうですがね・・・。1番上に「goo」の結果が3つくらい表示されて、その他ってリンクがあって、その下に別のエンジンの結果が3つとその他リンク、またその下に別の結果が3つとその他リンク、みたいな想像をしてます・・・。どう考えても使いづらそうです。
それはともかく、モバイル検索が一気に注目を集め始めたことは確かですね。
常に手元にあるケータイで、いつでも、どこでも、欲しい情報に出会えるようになる、という未来図は素晴らしいものだと思いますので、競争原理が働くことでユーザビリティの良いモバイル検索が生まれてくることを期待します。
危惧するのは、モバイルのSEO対策なんてのが当然出てきて、その結果として対策を施しているか否かが重要な要素になってしまい、ユーザーが本当に欲しい情報にかえってたどり着けなくなる、ということでしょうかね。

 - Mobile , ,