フェイスによるMVNO(セレブ携帯)

   

フェイスが米国シンギュラー・ワイヤレスから通信設備を賃借しMVNO方式で携帯電話事業を開始しています。
米セレブ向けケータイ、資格は年収10万ドル

日本企業が海外でMVNOサービスを手がけるのは初めて。フェイスは事業形態を変えて日本での展開も視野に、次世代携帯電話事業サービスを展開する。

契約料は1000ドル(約11万4000円)で、月額の利用料は定額制の400ドル(約4万6000円)。モトローラ、ノキア製端末をベースにした特製端末を設定、使い方などスタッフが自宅まで出向いて説明する。
 また、電話帳の自動バックアップ、旅行やレストラン予約サービスなどのほか、盗難・紛失時の即時対応、年1回の端末の無料交換など、至れり尽くせりのサービスだ。
 対象は年収10万ドル以上の富裕層500万人。通信設備を借りるMVNOサービスはコストが高いため「収益を確保するためには富裕層しかないと判断した」(中西正人専務)。9月以降は、サンフランシスコ、シカゴ、マイアミなどに広げ、来年11月までには採算分岐点である4万加入の達成を見込む。


サービス内容は、富裕層に特化した過剰サービスですが、高性能・ファッショナブル端末などを中心にブランド価値が浸透すればそれなりにユーザーを獲得していくかもしれませんね。しかし、高いですね・・・。庶民には手が届かないです。

将来的にはコンテンツで稼いで無料で携帯電話サービスを提供するMVNOも登場するといわれており、米市場は2010年には3500万加入に成長すると予測

この戦略はソフトバンクあたりが狙ってきそうな予想がします。自社ユーザー同士の通話料を無料にする代わりに、魅力的なコンテンツを集め(Yahoo!の力で引っ張ってくるのか、カネにものを言わすのかわかりませんが)、収益構造を根本から変革する可能性を秘めているのは、今のところソフトバンクくらいでしょうね。
正直、何が飛び出してくるかわからない孫社長の経営手腕を考えると、MNP後ももうしばらくvodafone(ソフトバンク)で行ってみようかかなと思わされることもしばしば。
携帯販売のネプロジャパンが発表したMNP意識調査でも約2割のユーザーがキャリア変更に前向きとのことですが、これはマーケティングで言うところの新商品・新サービスに敏感なオピニオンリーダーであろうと思いますので、彼らの動きやクチコミ効果によって、静観を決め込んでいたユーザーがどのように動くかが見物です。
ユーザーにとって最も望ましいサービスを展開する企業が着実にユーザー数を伸ばしていく、というのが本来あるべき姿だと思いますので、是非、そういう競争を繰り広げてもらいたいと思います。

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