ポータル戦略

   

CNetJapanで、続けざまにポータル戦略についての記事が掲載されており、興味深く読んでおります。
ブログを核にリストラしたライブドアのポータル戦略
Web 2.0時代におけるポータルサイトの役割とは
ライブドアの場合は、事件後の広告収入激減という外部要因に押される形で、これまでの「Yahoo!ものまね一辺倒」から脱却し、3スタイルの独自のポータルイメージを提案しています。特に強みのあるブログをメインに持ってきてCGMポータルという新たなスタイルを出しています。

トップページにライブドアが提供するコンテンツとツール群を分けて配置し使い勝手を向上させたほか、新たにニュースに特化したニュースポータルページと、ブログなどのConsumer Generated Media(CGM)サービスを集約させたページを用意した。どこにも似ていない独自の存在を目指す考えだ。

一方、エキサイトは、見た目は依然としてユーザーが慣れたスタイルである「Yahoo!型」を採りながら「ネームカード」というSNS的ツールを全面に押し出して、これも同様にCGM的スタイルを展開していくとのこと。

ニックネームやプロフィールをブログ上で表示させ、興味のあるキーワードに基づくフォーラムや私書箱などの機能を利用できる名刺型ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「エキサイトネームカード」を軸にした事業展開


ようやくというべきか、王者Yahoo!と同じ形で勝負し続けても差が開くだけということで、各社独自の強みを生かしたオリジナルのスタイルを模索しようとし始めたということでしょうか。mixiのトラフィック急増(mixiショックと言うらしい)も改革を後押ししたかもしれません。
ライブドアについては、トラフィックの50%をブログに頼っている現状からこうした形になったようですが、どうせならブログメインのポータルをデフォルトに持ってくるべきではなかったでしょうか。
エキサイトの山村社長は、Web2.0時代のポータルサイトについて、

多くの人が集まるポータルサイトは必要だと考えています。ポータルにはユーザー同士が作り上げる部分もありますが、いわゆるマスメディアとして運営企業側が情報を発信するという部分もあります。(中略)人のメディア発信というところに対するポータルサイトの役割は、単純にツールを提供するだけでなく、個人のメディアにいろいろなものを付加していくことだと考えます。

とおっしゃっています。
私は、個人的には、Web2.0時代のポータルサイトは、各々のユーザーが保有するオリジナルページになるのではないかと思っています。各社が検索エンジンをはじめとして様々なAPIを公開し、情報は全てRSSで発信され、ユーザーはその中から自分の好きなものだけを簡単に埋め込んで、マイページを作る、そして、そのページはmixiなどのSNSと緊密に連携していくのではないか、と思んですが、どうなんでしょうか?ただ、今の流れからすると、mixiがそれらの機能を全て取りこんでmixiがポータルになってしまう可能性もありますけど・・・。

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