ネクストウェア、社員不正で監理ポストへ

   

先ほど入ってきたニュース。
ネクストウェア、監理ポストに

大阪証券取引所は10日、大証ヘラクレス市場に上場しているIT(情報技術)関連企業、ネクストウェア(大阪市)の株式を監理ポストに割り当てたと発表した。
ネクストウェアの幹部社員がIT関連機器販売の注文書を偽造し、平成18年3月期連結決算で約11億円の売上高を不正に計上していたことが判明したため。これを受けて大証は同日、取引開始前から売買を停止した。

会社発表のリリースはこちら。
業績に影響を与える可能性のある事象の発生について

特定の社員により注文書、検収書、残高確認書等の証憑類が偽造され、これに伴い実在しない売上金額等が計上された

5/19発表の同社決算短信によれば、平成18年3月期の売上高は約69億円なので、不正計上額と目される約11億円は、なんと売上の16%もですね。
しかも不正があったとされるPBS事業の売上高は約15億円なので、ほとんどが不正売上だったということになりますね。

PBS事業本部は、当期より本格的に稼動し、新しいビジネスモデルとして当企業集団の中核事業の一つに成長してまいりました。サーバストレージとネットワークの融合など技術環境の変化、データのセキュリティ対策、コンプライアンス(法令遵守)対応への企業ニーズの高まり等の経営環境の変化を背景に、今後マーケット規模が拡大するデータストレージ分野をターゲットに積極的な受注活動を推進してまいりました。
 この結果、PBS事業の売上高は1,585百万円(前期比1,306百万円増、468.7%増)となりました。

これが全て嘘だったということでしょうか・・・。っていうか、「コンプライアンス対応への企業ニーズの高まり」ってところがなんとも儚いですね。
しかし、あまりにもお粗末ですよね。なんでわからなかったんでしょ。監査法人は新日本でした。ちなみに、取締役内部監査室長は新日本監査法人出身者ですね。
いやぁ、またしてもIT系企業の不祥事ということで、新興市場のIT銘柄に対する投資家の目線はますます厳しくなりそうですね。十把一絡げに語って欲しくはないですが。
うーん、一連の不祥事、監査の問題なども併せて、取引所・証券会社の上場審査はさらに厳しくなりそうです。

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