ご冥福を心からお祈りします

   

 

1/6、モブキャスト時代の盟友であるIさんの葬儀に参列してきました。
まだ全く気持ちの整理がつきませんが、佐藤さんのブログを見て、こういう形での故人の哀悼という方法もあるのだなと思い、彼との思い出を綴っておくことにしました。

モブキャストがまだ中目黒にある頃、僕が一回目の退職をしてしばらく経ってから、入れ替わりのタイミングで、Iさんは入社しました。後日、Iさんとはその頃の昔話をよくしました。文房具ですらケチらないといけないくらい本当に厳しい時代だったと。でも、そう話す彼の顔はとても嬉しそうでした。文房具をケチらず買えるどころか、悲願の上場まで達成できた喜びに溢れていました。それでも、常にその頃のことを思い出しては、勝って兜の緒を締める気持ちを忘れずにいたのだと思います。上場後に入社してきた人達がどんどん増えていく中で、中目黒時代を語れる数少ない友人としての彼の存在は、僕の中でも、会社の中でも、とても大きいものでした。

僕が復職して天王洲に入社した頃、彼は持ち前の営業力を活かして、IPを獲得しまくってきて、その結果がモバプロ・モバサカの大成功と会社の上場でした。彼がいなければ、今のモブキャストは無いというのはお世辞抜きで本当です。彼のすごいところは、そういう会社の存亡を分けるような破格の成果を上げながら、決して傲慢になることなく、周りの人のおかげですよと謙遜する謙虚さです。でも、社長は、そういうところをちゃんと見ていて、上場準備に貢献した僕と業績に貢献した彼を最初の執行役員に任命してくれました。僕と彼は執行役員同期の絆でもあります。二人で、執行役員としてどう会社に貢献していくべきなのかを夜中まで語り合ったことも良い思い出です。彼と飲むと、なんだかんだ話しても、結局最後は、笑顔で一緒に頑張ろうねって笑い合うのがお約束でした。

成長によるステージの変化に会社がいまいちうまく対応できない時期に、彼は、そのコミュニケーション力を買われて人事に異動になりました。社長の思いを言動で体現するという不器用な彼らしいコミュニケーションを一途に続け、社内の結束は強くなりました。モブキャスト愛に溢れる彼の周りに、モブキャストを愛する社員が自然と集まってきました。

僕が二回目の退職を決めた時、真っ先に頑張ってねと応援してくれたのも彼でしたし、僕が外からモブキャストの応援団長みたいなことをさせてもらうと真っ先にありがとうと感謝してくれたのも彼でした。

秋くらいに、二人で自由が丘のカラオケ行きましょうねと約束したのが、彼との最後のメールでした。僕は歌う曲まで決めてたのに。

人は二回死ぬと言います。
一度目は魂が消えた時、二度目はみんなから忘れられた時。
僕たちは、彼の愛したモブキャストがある限り、彼のことをきっと忘れないので、彼は一度しか死なないでしょう。

安らかに。

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