【書評】リーダーの現場力/迫俊亮

   

 

ミスターミニットを全国展開するミニット・アジア・パシフィックの社長迫さんの著書が発売されたので、早速購入し、読了させていただきました。

迫さんとは、とある案件でお知り合いになったのですが、16歳も年下にも関わらず、非常にクレバーで、かつ熱いパッションを感じさせる優秀な経営者だなと感じました。一緒にお仕事をしたかったのですが、叶わず残念でした。今はFBで繋がっていて、近いうちに食事に行きましょうと約束しています。

本書は、そんな迫さんの原点となる仕事体験から始まって、右肩下がりだったミスターミニットをV字回復させたメソッド、さらに普通の会社がエクセレントカンパニーになるための処方箋といった部分まで余すところなく盛り込まれた一冊でした。もちろん全240ページ弱なので、参考書の様な丁寧な書き方ではありませんが、ポイントを絞って書かれています。

私が好んでマークしたところを箇条書きで挙げていくと、
・現場と経営には上限関係はない
・いくらロジカルシンキングが得意でも、エクセルやパワポづくりがうまくても、相手を動かせなければ戦略は実行できない
・正論を振りかざすことではなく、みんなの信頼を得ることだ
・「自分は何をしてほしいか」を伝える前に、「あなたは何をしてほしいのか」を問う
・信頼は、駆け引きからは決して生まれない
・原因は「人」ではなく「社会(組織)」にある。その社会の「仕組み」にある
・制度と声かけ、ハードとソフトの両方からマインドを変えていく
・「なんとなく」は全てやめる
・すべての会議の議事録を公開、共有
・すべての仕組みはその会社のオーダーメイド

です。

他にも読む人の立場によって感じることが様々あると思います。それだけ振り幅の大きい本になっています。そのまま真似してうまくいくものではありませんが、エッセンスと戦術を採り入れることは有用だと思います。リーダーと呼ばれる立場にある方は、ご一読をおすすめします。

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